映画『夜明けのすべて』で上白石萌音が演じる生きづらさ「PMS」とは?

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引用:紀伊国屋書店 梅田本店 Twitter
映画『夜明けのすべて』が2024年2月に公開されることが決まりました。

本作は、瀬尾まいこさんの同名小説の映画化作品です。
松村北斗さん(「SixTONES」)上白石萌音さんがW主演。
お二人は、2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された「連続テレビ小説」カムカムエヴリバディ以来の共演となります。戦争で引き裂かれる運命の二人をみずみずしく演じていましたね!


引用:シネマトゥデイ

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映画『夜明けのすべて』はどんな映画?

パニック障害を患う≪山添孝俊≫(松村北斗さん)とPMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる≪藤沢美紗≫(上白石萌音さん)は、周囲に理解されにくい症状を抱え生きづらさを感じる者同士。遠慮のない素の自分で関わり合うことで、少しずつ希望を見出していく物語。友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人の奮闘を、温かくリアルに、ときにユーモラスに描いた作品です。
引用:東宝芸能株式会社HP

女友達と見に行っても大丈夫?

異性と映画を見に行ったら濃厚なラブシーンがあって気まずくなったという経験はありませんか?いまのところあらすじを読む限りは、”友達でも恋人でもない「同志」のような”関係と表現されていますので、ラブシーンはなさそうです。
じゃあ「同志」ってどんな関係なの?って気になりますよね。「生きづらさを抱えるもの同士」が何を感じながらお互いを理解していくのか。そんな問いを立てながら観るのもおもしろいのではないでしょうか。恋人同士で観るのもお勧めですし、「友達以上恋人未満」のような女友達と一緒に観るのも、フラットな気持ちで世界観が共有できるかもしれません。

映画の見どころは?


引用:映画『夜明けのすべて』公式Twitter
女性目線で期待する見どころは、ズバリ!普段はおおらかな性格なのに、PMS(月経前症候群)によって月に一度、イライラが抑えられなくなる≪藤沢美紗≫でしょう。この映画のテーマは二人の「生きづらさ」です。≪山添孝俊≫の「生きづらさ」=パニック障害が病気であるのに対して、≪藤沢美紗≫の「生きづらさ」=PMSは、病気ではありません。では、病気ではないのになぜ生きづらいのでしょうか?
その答えは、PMSをちゃんと知ることで理解できると思います。ここからは、PMSの全体像に迫ってみましょう。

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ちゃんと知っていると彼女がキュンするキーワードは「PMS」

引用:中安紀子@PMDD当事者カウンセラーさんのTwitter

PMSとは?

日本では月経のある女性の約70~80%が月経前に何らかの症状があります。生活に困難を感じるほど強いPMSを示す女性の割合は5.4%程度と言われています。
・月経前、3~10日の間続く精神的・身体的症状。月経開始とともに軽快または消失するものをいいます。
・原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。ストレスなどの影響も要因になると言われています。
・症状は、情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害など。身体的症状として腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹の張り、乳房の張りなど。
引用:公益社団法人日本産科婦人科学会HP


通常は、体を温めるとか、軽いストレッチをするなど薬によらない対処法がメインですが、重篤な場合は症状に応じて薬による治療もあるそうです。

上白石萌音さん演じる≪藤沢美紗≫は、「イライラが抑えられない」ことに苦しんでいますね。病気ではないのに自分ではコントロールできないつらさは、多くの女性で経験しているだけに、「本物」でしょう。”

PMSの不快指数は周囲の接し方で変わる



株式会社シーオーメディカルのアンケート調査【女性300人にアンケート】生理中彼氏にしてほしいこと(マイナビウーマンHP)によると、

・具合の悪い時はそっとしておいてくれる(90.3%)
・食事を作ってくれる(86.9%)
・掃除や洗濯をしてくれる(85.4%)
・スイーツなど好きなものを買ってきてくれる(85.1%)
 以上が、80%以上で上位を占めています。
引用:マイナビウーマン


体調を気遣い、なるべくそっとしておいてほしい、できれば家事を代わってくれて、スイーツなど好きなものを買ってきてほしいということですね。気持ちに寄り添ってくれて、上げ膳据え膳してくれる・・・そんな男性の心遣いに多くの女性が救われるのもうなずけます。

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まとめ


映画『夜明けのすべて』を女性と見に行くなら、PMSを理解しておきましょう。

PMSを理解することは、女性が毎月経験している「生きづらさ」を理解することでもあります。
男性にはPMSのつらさは経験できませんが、理解しようと思う気持ちが伝われば、多くの女性からリスペクトされることでしょう。
映画の後、「今日は楽しかったね」と、公園のベンチでそっとスイーツを差し出してみてはどうでしょうか?
そして、上白石萌音さんがPMSの混乱をどんなふうに演じるのか、とても楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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