市川猿之助自殺未遂はなぜ?老々介護でも周りに頼れない理由とは

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引用:Instagram  伯父である先代猿之助の「スーパー歌舞伎」を超えるスーパー歌舞伎IIにも取り組む

歌舞伎俳優の市川猿之助さん(47歳:本名喜熨斗孝彦(きのし たかひこ)とその両親が自宅で倒れていた事件。
少しずつ詳細が明るみになっていますね。
亡くなった両親の四代目市川段四郎さんと母親は自宅2階のリビングに横たわっており、ふとんが掛けられていて、
おそらくふとんを掛けたのは猿之助さんだろうと言われています。


引用:Yahoo!ニュース

「女性セブン」にスクープされた、猿之助さんによる同性の関係者にセクハラ行為やパワハラ行為。
歌舞伎一本で生きてきた猿之助さんにとって、今回の報道は『役者生命が終わった』と受け止めざるを得ず、衝動的な行動に走った可能性もありますね。
いろいろな要素があると思いますが、私は、両親である四代目市川段四郎さんと母親が老々介護であったという話が気になりました。
そこで、今回の事件に老々介護の要素がどのように関係しているのか、調べてみました。

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猿之助さんの両親市川段四郎さんと喜熨斗延子さんは老々介護

段四郎さんはずいぶん前から寝たきり

市川猿之助の父市川段四郎さん(76)と喜熨斗延子さん(75)は老々介護であったことが報じられています。


画像:イメージ
段四郎さんは2003年に脳梗塞で倒れて以来、車椅子生活を余儀なくされ、歌舞伎の舞台から遠ざかっていたようです。その段四郎さん面倒を見てきたのが猿之助さんのお母さんだったそうです。引用:FRIDAY DIGITAL)


引用:毎日新聞

段四郎さんはずいぶん前から寝たきりの状態でした。夫の看病をする母親を亀ちゃん(※)が支えているような関係でしたね」
引用:FRIDAY DIGITAL
(※)喜熨斗 孝彦(きのし たかひこ)は二代目市川亀治郎を襲名したのち、4代目市川猿之助を襲名

2003年に脳梗塞で倒れてとき、段四郎さんは57歳。その後肝臓がんを患って闘病が続いたようです。介護が必要な状態が約20年以上続いていたことになりますね。
生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」(平成27年度)によると、介護期間は平均で4年11か月だそうです。そのおよそ5倍の年月を奥様である喜熨斗延子さんは介護してきたということですね。

老々介護の限界

核家族で本来であれば息子の猿之助さんに支援を頼みたいところですが、四代目を襲名し多忙を極める猿之助さんのことを誰よりも理解していた延子さん。それにしても、20年の介護期間は、長いですね。
平成25年国民生活基礎調査結果から、お互いを支え合いながら生活できるのは、だいたい79歳までで、80代になるに、お互いの支え合いが難しくなり(入院なども増えます)、息子・娘世代に介護を頼むような状況になるようです。(引用:いい葬儀)
段四郎さんは、病気の発症が早く、介護の期間が長かったため、介護者である延子さんが十分な睡眠もとれずに疲れ切っていたことも想像できますね。

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老々介護でも周りに頼れない理由とは

お家事情が外に漏れるのが怖い


画像:gooニュース

喜熨斗延子さんは、「息子に猿之助を襲名させたい」その一心で、三代目に『なんとか息子をお願いします』と何度もお願いしていたようです。とても献身的な方だったことがうかがえます。
一方で、プライドの高い人でもあったようです。

母・延子さんはプライドの高い方で、息子の不祥事で一生、世間から後ろ指をさされることに、耐えられなかったのかもしれません」(舞台関係者)引用:FLASH

延子さんは、四代目を襲名した猿之助さんには迷惑をかけまいと、夫の介護をほとんど引き受け、抱え込んでこられたのだと推察します。

孤立して必要な情報が入らない


イメージ図:
「自宅には処方された睡眠導入剤・ハルシオンが大量にあったとされている」(引用:FLASH)とも報じられたが、「現場からは包装ゴミも含めて飲んだとされる睡眠薬も見つかっていない」(集英社オンライン)とも報じられており、真偽はまだ判明していない。
(追記)5月31日の文春オンラインで両親の薬物は睡眠導入剤「サイレース」などの成分であるフルニトラゼパムが検出されたと報じられた。

寝たきりの人を介助するには、ヘルパーやデイサービス(日帰り介護)を利用したりして、介護者の負担を減らすことが大事になりますが、ご近所から「介護の車がよく停まっていた」という証言は今のところなさそうです。家族だけで介助されていたのでしょう。
外部からのケアが受けられると、介護の仕方を教えてもらったり、医療の情報が得られたりするため、抱え込まずに介護ができた可能性があります。
しかし、猿之助さん一家について、ご近所からは

米店の店主:「10年くらい前までは、うちのお米やお正月のお餅の配達をしていました。亡くなったお母さんはボーイッシュな髪形のおキレイな方でしたよ。(引用:AERA dot.)

町内会長:(Q.猿之助さんのご家族との付き合いは?)お祭りの時は奉納いただいたりとかそういう感じです」(テレ朝ニュース)

近隣住民:「奥様は近所ですから、顔見知りでごあいさつはしたことあります。いつもきれいにしてらっしゃる、きちんとした人だとお見受けしております」(テレ朝ニュース)


引用:Activi TV  asakura  朝倉『小柳』

近所の鰻店:「1カ月に1回来る常連のお客さんで、(猿之助さんは)いつも自転車で来て3人前をテイクアウトしていました」(テレ朝ニュース)

この程度のご近所情報なので、親しい近所付き合いはなく目立たずに暮らしておられたよう。介護が長年続いていたことなどは知られていないということですね。
たしかに、車いすや寝たきりの段四郎さんを外に出すと目立ちますし、誰にも知られないように妻子2人で支えてこられたのでしょう。

SOSが出せない


引用:瓜生通信
歌舞伎一家は幼いころから稽古漬けの日々。一般社会人に比べ、生活に密着した情報が得られるのは部分的で、必要な生活のマネジメントはマネージャーや付き人頼みのところがあるのかもしれません。一家として外に助けを求めて介護を社会化することができなかったことが推察されます。

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老々介護のおすぎとピーコの顛末


引用:日刊ゲンダイDIGITAL

2023年1月、「おすぎとピーコ」のピーコさんが、3月末から自宅マンションで見かけなくなり、行方不明になっていることが報じられました。

先におすぎさんの方が2021年夏頃から、収録中集中力が散漫になることが増えたり、物覚えが悪くなり、認知症の初期症状の兆候が。
その後、おすぎさんとピーコさんは横浜の自宅で兄弟での「老々介護」生活が始まったのですが、介護疲れか、ピーコさんにも同じような症状が出始めます。記憶力が落ちていき、お互いに感情の起伏が激しくなって毎日のようにけんかをする日々だったそうです。
その後おすぎさんは先に高齢者施設に入所。
その後一人暮らしをしていたピーコさんが突如行方不明に。
その後ピーコさんは3月25日に窃盗で逮捕されて、その後4月16日におすぎさんとは別の高齢者施設に入所しました。


引用:Yahoo!ニュース
ピーコさんにはおすぎさんの介護疲れも相当あったと思われます。
おすぎさんには、行政による介護サービスが入っていました。
そして、ピーコさんの度重なる万引き行為を近所の商店が普段から気にかけていたことから警察の通報につながりました。
実情を人の目にさらしておくことで、事態が深刻化する前に防げることもあるのですね。

まとめ

歌舞伎界『梨園』において、演出も主演もできて、脚本まで手掛け、歌舞伎人気を支えてきた市川猿之助さん。
事件の原因はいろいろ複雑な理由があるのでしょうが、その一つに親の老々介護があるとすれば、できるだけ早く周囲に理解を呼び掛けて、事が大きくなる前に手を打っておくことが大事かもしれませんね。

警視庁は5月22日より本格的に猿之助さんより事情を聞いていく予定だそうです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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