「柴田慶信商店」の職人と曲げわっぱの魅力!購入サイト紹介と昌正さんに会える情報も

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月曜プレミア8 世界!ニッポン行きたい人応援団▼新撮!“曲げわっぱ”愛す外国人▼
3月6日(月) 夜8:00~9:54“放送


引用:テレビ大阪 曲げわっぱを愛すアメリカのブレンダンさん

曲げわっぱ”を愛すアメリカのブレンダンさんが3年の月日を経て、憧れの曲げわっぱ職人のいる「柴田慶信商店」に弟子入りします。<3年前の放送のもようと曲げわっぱの魅力については こちら

弟子入り先は、曲げわっぱ発祥の地である秋田県大館市の「柴田慶信商店」の二代目、柴田昌正さん。「柴田慶信商店」は、内閣総理大臣賞を受賞したそうで、相当の職人技をお持ちのようです。

今回は、日本が誇る伝統工芸曲げわっぱをリードする「柴田慶信商店」の職人親子のご紹介と、曲げわっぱの海外の反応についてお伝えします。

番組でアメリカ男性が弟子入りした「柴田慶信商店」とは?

 
引用:柴田慶信商店 店内の写真 おひつ

「柴田慶信商店」のなりたち

 大館で曲げわっぱが広く作られるようになったのは江戸時代のこと。
「柴田慶信商店」の先代である柴田慶信さんは、地域の伝統工芸である曲げわっぱに魅せられ、試行錯誤して独学で制作方法を学びました。
1966年に「柴田慶信商店」を創業。自社の経営以外にも曲げわっぱ協同組合の立ち上げに従事し、需要低下と材料の入手困難に対する解決策を提案・実行。曲げわっぱの普及発展に貢献しました。
1980年「大館曲げわっぱ」は国の伝統的工芸品となりました。

「柴田慶信商店」の先代と2代目親子のプロフィールをご紹介します。

「柴田慶信商店」の先代・柴田 慶信さん



引用:日本の伝統工芸士 柴田慶信商店秋田本店Facebook

名前:柴田 慶信
生年月日:1940年旧比内町生まれ
従事年:1964年(昭和39年)「曲物まげものは儲からないようだけれども、かなり昔から行われてきた」という友人の話に感化され、曲げ物曲げ輪の世界に入る
主な製品:おひつ、飯切、弁当箱棟の台所用品から卓袱台、衝立、金魚鉢までさまざま
枇木の技法を取りいれた縁高重を始めとする茶道具
経歴:1986年伝統工芸士認定。2006年グッドデザイン賞にておひつ、飯切の2点でロングライフデザイン賞等受賞歴多数。92〜93年に漆文化源流調査のため、中国四川省、チベット訪問。2020年に令和2年度秋田県優良技能者として表彰。
引用:柴田慶信商店秋田本店Facebook


引用:柴田慶信商店秋田本店Facebook 枇木の技法を取りいれた茶道具

「柴田慶信商店」の二代目・柴田昌正さん

 
引用:日本の伝統工芸士 柴田慶信商店秋田本店Facebook

名前:柴田 昌正(よしまさ)
生年月日:1973年旧比内町生まれ

従事年1996年大学卒業後2年の会社勤めの後秋田に戻る。1998年父慶信氏に弟子入り、曲げ物の世界に入る
主な製品:おひつ、飯切、弁当箱など台所用品から金魚鉢までさまざま
経歴:2007年第47回日本クラフト展入選、2012年伝統工芸士認定、2014年全国伝統的工芸品公募展 生活賞「おむすび弁当」、2016年全国伝統的工芸品公募展 日本伝統工芸士会会長賞「白木飯器5寸、6寸、7寸」
2018年本社工房近隣に『わっぱビルヂング店』オープン
引用:オールジャパン工芸連携 日本の伝統工芸士

 

 
引用:五八PRODUCTS 「おむすび弁当箱」


引用:わっぱビルジング 「伝統」×「食」×「交流」の3つの機能を持つにぎわい創出の場


引用:柴田慶信商店 柴田昌正による《手洗い鉢と壁掛け鏡》が第47回全国伝統的工芸品公募展にて経済産業省製造産業局長賞を受賞

曲げわっぱの工程の見どころ『曲げ加工』はこうする!

お二人が製作する曲げわっぱは、天然の秋田杉を使用しています。秋田は寒いところのため木の成長が遅く、年輪の幅が細くてまっすぐ。そのため木目が美しく、丈夫だそうです。
それでは、曲げわっぱで一番見どころの工程『曲げ加工』の様子を動画でごらんください。

引用:なんも大学
お二人は、こんなふうに言葉を特に交わす必要もなく、もくもくと作業をしていらっしゃる様子。

先代と二代目の曲げわっぱエピソード

そんなお二人に、曲げわっぱへの想いを取材された記事がありましたので、ご紹介します。


引用:なんも大学 作業場

父慶信さん、一念発起して職人に。けれど暮らしは楽ではなかった

父慶信さんは、当時子どもを抱えていましたが、安定している営林署をやめて、この道に入りました。
息子昌正さんにとって、工場は子どものころから遊び場だったそうです。ただ、曲げわっぱでは食べていけないので、子どものころは親子で一緒に山で山菜を採って朝一で売ったりしていたそうです。「
父が楽しそうに仕事していた。苦しそうではなかったんですよね。」

大卒後、昌正さんはすぐに職人になるつもりが・・・


引用:なんも大学

昌正さんは、岩手の大学を卒業してすぐに帰ってこようと思っていたら、母から「よそへ行って世間に揉まれてからじゃないと、すねかじりで終わってしまう」と言われたため、2年ほど新潟の会社に就職しました。
その後帰ってきてすぐに即戦力になるべく昌正さんは仕事にとりかかりますが、「父から習ったことはない」そうです。見よう見まねで目の前の曲げわっぱから教わりました。
慶信さん「なんも、教えようがないのよ。感覚のことは言葉にできないのよ。自分も、そうだった」

「秋田ではいいものを作ってます」って言ってるだけじゃ伝わらない


引用:なんも大学
ものが売れなくなった時に、どこに負荷がかかるかというと、作り手に、であると昌正さん。”安く仕入れるために手間を省いて、もっと早く作れないか”というふうに、地方のものづくりの現場に負荷がかかる。お客さんと作り手とその間に立つ売り手のバランスが崩れると、作り手が作るのを辞めてしまう。すると技術が海外に移り、生産地が外国に行ってしまう。だからこそ、曲げわっぱを、欲しいと言ってる人の「目の前に」持っていく。その問題意識が、浅草の出店につながったのだそう。


引用:柴田慶信商店

後継者不足を何とかしたい

昌正さんは、独立する人、後継者が生まれやすい環境を考えたいと思っているそうです。自社で働いている人もいずれは独立してほしいと。誰かの下で従業員として「従事」する人ではなく、親方になって経営していく人、自分で会社をやっていく人が不足していることに危機感を募らせます。
せっかく伝統工芸士を取ったのに、60歳を過ぎたら働ける環境がなくて続けられない人もいる。何歳になっても働ける環境も作りたいと昌正さんは話しています。

曲げわっぱの【海外の反応】

日本の伝統工芸である「曲げわっぱ」が、海外でも話題になっているようです。ヒノキや秋田杉の美しい色合いや、香りのよさなどから、最近は海外でもその魅力が評価されているようです。


引用:日本工芸堂ONLINE-SHOP-


引用:cotogotoコトゴト

    すごくゴージャスじゃないか。これはいいことを知った。
これからこの美しい箱のことを調べてみよう。

私も曲げわっぱ弁当箱を持っているよ。
とっても気に入っているし、木の仕上げは非の打ち所がない

とても良い外観だね

弁当箱の品質がよければ食べ物の味も良くなるよ、間違いなく

これは素晴らしいね。こういう日本のアイテムは国外ではなかなか手に入らないんだよな

私は昔日本から持ち帰った木製の弁当箱を持っているよ
とてもエレガントで貴重な財産の一つさ
 引用:翻訳のゴリHP

外国の人から見ても、曲げわっぱはとっても新鮮でワクワクするものなのですね!
いろいろなものが量産され、使い捨てが浸透している今だからこそ、何度使ってもワクワクする曲げわっぱお弁当箱にカラフルなおかずを入れて、ランチを楽しみたいものです!

「柴田慶信商店」二代目柴田昌正さんに会える!耳寄り情報

〇3月8日(水)~13日(月)に大丸神戸店開催「第21回 伝統の技 手仕事展」に柴田昌正さんが会場にて樺綴じの実演!

昌正さんの伝統の技が拝見できるなかなかない機会ですね!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

まとめ

日本の伝統工芸である曲げわっぱと職人の仕事の魅力は伝わったでしょうか?
親子で伝承される曲げわっぱの世界は、とても奥深いものでしたね。
ぜひ、素敵な曲げわっぱ弁当箱で、あなただけの美味しいお弁当を楽しんでみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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