日曜劇場『VIVANT』で共演している堺雅人さんと阿部寛さん。
『VIVANT』第3話までは、どちらかというと阿部寛さんが主役?とも思えるくらい、警視庁公安部の野崎がドラマの展開をグイグイと引っ張っている印象ですね。
引用:Youtube
堺雅人さん演じる乃木が本領を発揮するのは、これから「別人格である強気の乃木=”F”」が前面に出てくるようになってからではないか?との憶測も飛び交っています。
そこで、タイプが全く違うように思える堺雅人さんと阿部寛さんの俳優としての共通点について調べてみましたので、どうぞ!
堺雅人と阿部寛はライバル?
10歳差でも役者歴は同等
引用:ニフティニュース
堺雅人さんは、現在49歳。
1992年に早稲田大学演劇研究会を母体にした劇団「東京オレンジ」の看板俳優として活躍。テレビで初のレギュラーは2000年の連続テレビ小説『オードリー』。
引用:NHK
2016年NHK大河ドラマ『真田丸』の主演もまだ記憶に新しいですね。
引用:Youtube
阿部寛さんは、現在59歳。1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー。
引用:Twitter はいからさんが通る 少尉こと伊集院忍を演じる
しかし、それ以降は俳優としての仕事に恵まれず、パチンコで生計を立てていたこともあるそうです。
引用:個人ブログ
1993年『熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン』で、バイセクシュアルの部長刑事役で主演。これが転機となり、2000年仲間由紀恵と共演した『TRICK』で再ブレイクを果たします。
つまり、阿部寛さんが実質俳優として軌道に乗るのが1993年からですので、堺雅人さんが劇団で活躍し始める頃と同じ時期ということで、お二人とも役者歴は約30年ということになります。大ベテランですね!
「タレントパワーランキング」では阿部寛が圧倒的上位の常連
引用:日本経済新聞 2015
阿部寛さんは、日経エンタテインメント!で2008年から年1回発表されている『タレントパワーランキング』男優の部で、2013年から2016年までトップを飾り、2017年に中居正広さんに1位を譲るものの、2018年にはトップに返り咲き。その後も上位10位以内にランキングし続けています。
阿部寛さんがエンタテインメント界で多くの人を引き付けている証拠ですね。
堺雅人と阿部寛の共通点
どんな役でもこだわらずに演じる
引用:ニフティニュース
堺雅人さんは、あの有名な『半沢直樹』最終回で総合視聴率44.1%を記録。「ブチ切れ演技の威圧感」「静と動の切り替えが好き」「堺雅人がすごすぎて、他が演技下手に見える」など、演技力に定評があります。
そんな堺さんの演技への姿勢は↓↓↓
最近は、自分が役者って言わなくても結果的に役者の仕事をしていれば役者になるわけで。あんまり職業意識ってものを考えたり、役者ってなんだろうとか、どんな役者になりたいだとかを考えるくらいなら、セリフを覚えて時間通りに現場に行ったほうが他人さまの役に立つのではないかと思いまして。あまり役者としての自分とか、自分自身に興味をもたないぐらいがちょうどいいんじゃないかと考えています 引用:GQCOMMUNITY
堺さんの、何より”役を忠実にこなすことを重視”する姿勢がよくわかるコメントですね。
引用:wotopi 『異動辞令は音楽隊!』2022年夏 全国ロードショー
阿部寛さんは、これまでに医者や刑事など正統派から、超常現象に挑む物理学者、こだわりがゆえに恋愛に臆病な中年、ローマ人など幅の広い役柄を見事に演じています。
僕は、自分で役を選ぶのではなく、キャスティングしていただいた役がいつもベストだと思ってます。引用:週刊女性PRIME
「現状維持は、安泰じゃない」をモットーに、つねにアップデートすることを心得ているそうです。
演技にストイック
堺雅人さんは、2015年4月12日の日本テレビ系『おしゃれイズム』の出演時、過去に役作りのため体内に寄生虫を寄生させようと試みたという驚くべきエピソードを明かしました。
引用:目黒寄生虫館
役作りのため、寄生虫館を訪れ「寄生虫の卵をくれ」と頼んだそうです。理由は「寄生虫に栄養を吸い取られやせ細った昔の男を演じるため」だそう。結局体へのリスクが高いことを理由に断られたそうですが、役作りのための役者魂に驚かされますね!
阿部寛さんのストイックネタはこちら↓↓
引用:シネマトゥデイ
映画『テルマエ・ロマエ』のバージョンアップした阿部寛さんの肉体に驚いた人も多いのではないでしょうか?
約10年前、阿部さんは50歳を迎えるとは思えない筋骨隆々のスタイルを披露しています。
引用:ポップ工芸
阿部さんは、トレーナーに原作の石造を見せ、「これにしてください」と言ったそうです。
武内監督談では、撮影現場でも、パンツ一丁で消火器を抱えながらスクワットをし、伊豆の温泉の中の洞窟風呂の中でもマネージャーを肩車しながら「フンッ、フンッ」とスクワットをしていたそう。「身体が細くて(「北斗の拳」の)ケンシロウに見えないな」とポロッと言うと、「前張りをつける」と言うなりプイっとホテルに帰って3、4時間帰って来ず、実はその間に、部屋にこもって筋トレをしていて、出てきたときは朝とは違う体になっていたというエピソードもあるそうです。
過去にイタい経験がある
引用:芸能人有名人学歴偏差値..com 大学劇団時代の堺雅人
堺さんは、もともと官僚希望で国立大学を目指していたそう。しかし、入試当日の数学の問題が一問も解けず、記念受験した早稲田大学に合格。その後役者を目指すため大学を3年で中退するも、翌月から奨学金の返済でたちまち生活苦となり、道端のタンポポを食べていたこともあったエピソードを明かしています。
引用:Twitter
阿部寛さんは、80年代メンズノンノの表紙を飾る人気モデルからの俳優の転身でしたが、3年で話題性がなくなり仕事が激減。バブル期の1980年代、マンション投資に失敗し、億単位の借金を背負い、約20年かかって完済したという経歴を持ちます。
お二人とも、今を時めく俳優とは思えぬ苦労人だったのですね。
まとめ
17センチという圧倒的身長差(堺雅人さん172センチ、阿部寛さん189センチ)のある二人ですが、演技に対しての姿勢や苦労人という点で共通点がありました。
引用:TBSテレビ
このまま阿部寛演じる野崎がグイグイいくのか、はたまた堺雅人さん演じる乃木が”二重人格”とも言われている”F”と結託し、独自性を発揮していくのか・・・?敵は誰で、味方は誰なのか?
これからの日曜洋画劇場『VIVANT』の二人がどうなっていくのか、目が離せませんね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
VIVANTドラム役は誰?【富栄ドラム】体が動く元力士にファン続出はこちら
コメント