岡本カウアンの記者会見はなぜ今?ジャニーズを敵に回すことより怖い理由

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引用:文春オンライン

ジャニーズJrとして活動していた歌手の岡本カウアンさん(26)が12日の記者会見で、ジャニーズ事務所に所属していた当時、ジャニー喜多川社長から性的被害を受けたと証言しましたね。
岡本カウアンさんがなぜ今暴露したのか、ジャニー喜多川社長の生前にできなかったのか、そもそも岡本カウアンさんの売名行為なのではないかなど、SNSではいろいろな意見が飛び交っています。

私は子どもを持つ親として、このニュースが本当に衝撃でした。週刊文春には、岡本さん以降も8人目の証言者が出ているそうですね。
性被害を受けていたのは未成年である証言があるため、まさしく犯罪です!

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そこで、岡本カウアンさんがなぜ被害から10年以上経った今告白したのか、深堀りしてみました。

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引用:Instagram 

↓岡本カウアンさんの楽曲「オルゴール」
いろんな思い入れのある母校の愛知県豊橋市市立豊岡中学校で後輩のみんなと撮影
岡本さんの中学時代の当時「葛藤がある中で一番もがいてる時に芸能界に入るチャンスが急にやってきました。入った時に応援してくれた人は沢山いました。でも馬鹿にしたり笑う人の方がもっと沢山いました。」(引用:Instagram)


引用:Youtube

傷ついているのは本人だけじゃない

岡本さんがジャニー氏から初めて性的被害を受けたのは2012年3月、中学を卒業する直前だったそうです。

岡本カウアンさんの告白に親の反応は?


引用:Twitter 岡本カウアンさんと母

「僕が話したのは、辞めてから。改めて話したことはなくて、性的被害とかのニュースがジャニーズ以外であったり、芸能界の枕営業について話していて、その時に『僕もあったくらいだからね』と口を挟みました。3年前くらい、コロナのちょっと前くらい。親は『えっ?』と。(ジャニー氏の性加害について)噂もあったし、それまで親には否定していたので。『本当だったの? 何で言わなかったの』と言われました。その時は深く話せないというか、僕も東京に住んでいるので、話を逸らしました」
引用:文春オンライン

 

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引用:Instagram 

ちなみに、岡本さんの両親は、ともにブラジルと日本のハーフだそうです。
両親は18歳で日本で出会い、ワンナイトでのデキ婚。お金もないため堕ろそうかというシビアな話もあったそうです。母は専業主婦、父は日本語を話せなくてもできる工場勤務。
岡本さんは、Instagramで、デビュー当初の中学時代をこう振り返っています。

僕は今から約10年前15歳の時に在学中に芸能界に入り、そのまま16歳の時に上京しました。
親が両方ブラジル出身の日系人なので日本語がしゃべれなかったり、家の中での文化や教えはブラジル式で一歩家の外にでたら日本でした。(引用:Instagram)


引用:文春オンライン

日系4世で、14歳当時は日系ブラジル人が多い愛知県豊橋市に住んでいた岡本さん。幼少期は外国人顔なのに話すのは日本語なので、同級生からいじめをうけていたそうですが、「負けたくない」と立ち向かっていく勝気な子どもだったそうです。
そんな環境下で徐々に生活が荒れていき、不登校となり、悪い仲間と付き合うようになりました
父は工場労働者で長時間労働生活苦の状況。
親からは、「良い教育を受けて自分たちのような工場労働者になってほしくない」と繰り返し言われてきたが、勉強は苦手だったし、自分の状況に病んでいった」と当時を思い出しています。
これまで日本社会の中で溶け込みきれない生きづらさを抱えていたのですね。
家計もあまり豊かではなかったと思われます。

岡本カウアンさんのルーツについて、詳しくはこちら

 

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引用:Instagram  カウアンさんと父
岡本カウアンさんのSNSには、こんなふうに時々幼いころの親御さんとの写真が登場します。
ご両親は今は離婚されているそうですが、カウアンさんはご両親を今もとても愛しているんですね

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もっと知らされていたら親も行かせない


引用:ブラジル日報

岡本さんは記者会見で、「(入所前に)大手メディアが報じていたら、ジャニーズ事務所に入所するという選択は変わったか?」との質問に

「テレビが取り上げていたら大問題になったはずなので、親も止めたと思う。たぶん(入所は)なかったんじゃないか」

と答えています。
岡本さんは、自分が性被害を受けている様子を撮影した動画を、自分と親御さんが所有しているとしています。親御さんも心配されていることでしょう。

岡本カウアンさん自身はジャニー喜多川氏の疑惑を知っていた?

岡本さん自身は、裁判の情報や故ジャニー喜多川社長の性加害を巡る噂について

(自分は)中学校3年生で、(ジャニーズ事務所に)入ってからネットで調べて知った。特にニュースになっていなかったので、知る余地がなかった。

と答えています。
故ジャニー喜多川社長による性的犯罪はすでに1967年にはじめてその疑惑が報じられたそうです。


引用:文春オンライン

その後週刊文春が初めて取り上げたのは20年前だそうですが、この疑惑は世間にはあまり知られていませんよね。
私も今回Yahoo!ニュースに取り上げられるまでは知りませんでした。
「知っていたらジャニーズに入らなかった」は、率直にそう感じているのだと思います。

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性被害を親に言えない理由

岡本カウアンさんのように性暴力を受けた若者は、誰かに相談できているのでしょうか?


引用:NHK

2019年11月27日のNHKクローズアップ現代では、国の調査(内閣府・2018年)を紹介しており、無理やりに性交などされた人の約6割が、「誰にも相談していない」と答えているそうです。
性暴力を受けてから10年以上被害について両親に話したことがないという大学生の女性の証言では、親に心配をかけてしまうかもしれないという思いから、家族にも誰にも打ち明けず一人で耐えていたそうです。


引用:NHK
また、話せるようになるまで時間が欲しいとも語っています。家族は一番近い存在であるからこそ、「どんな反応を返されるのだろう」と不安になり、心の隅に置き続けながら過ごしてきた心中も語られています。
岡本カウアンさんも被害に遭ってから10年を経て、週刊文春で同じ立場の人が暴露していることを知り、やっと公表する気持ちになれたのではないでしょうか。

今回の記者会見への世間の反応にもこんな意見が寄せられています。

私もこのツイートと同じ意見です。何しろ実名の公表でとても勇気が要ることですし、ご本人が「ぼくはずっとこのことがこの先付きまとう」と言っていますので、当然家族にも負担をかけてしまうことに申し訳なさを感じているかもしれませんね。

みんなが自分に嘘をつかなくてもいいようになってほしい。
引用:Youtube

とも語っていますので、ご本人にとっては、ジャニーズを敵に回すことよりも、自分の誇りと愛する家族を守ることの方が大事だったのではないでしょうか?

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まとめ

 

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引用:Instagram 

岡本カウアンさんが「なぜ今なのか?売名行為なのでは?」と疑問の声もありますが、被害を受けたのは中学時代。
26歳の今10年の時を経て記者会見で告白した岡本さんの心中を思うと、親にも言えず、周囲にも言えず、自分の気持ちに整理をつけるまでには時間がかかるのもうなずけます。
むしろ、「今までよく自分で抱えて耐えてきたね、言ってくれてありがとう」ですね!
岡本さんの勇気ある行動が、同じ痛みを抱える歴代ジャニーズ男子の励みになり、たくさんのカミングアウトを巻き起こすのを願わずにはいられません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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