ちびまる子ちゃんはなぜ日曜夕方に放送?ゼレンスキー訪日でさえもざわつく理由

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5月21日にフジテレビが「ちびまる子ちゃん」の放送予定の変更を発表し、「午後5時30分から6時30分まで『FNN Live Newsイット!拡大 ゼレンスキー大統領 平和公園へ』を放送しました。
Twitterには「ちびまる子ちゃん」放送中止を残念がる声があふれていて、話題になっています。

そこで、「ちびまる子ちゃん」の放送中止がなぜこんなに話題になるのかを調べてみました。

放送中止やめて!はマジで心の叫び

毎週日曜よる6時~6時30分(フジテレビ)に放送しているちびまる子ちゃん。

「サミットにあのゼレンスキー大統領が来て平和について超重要な協議をしているんだから、アニメと同等にするな」という意見もあるようですが、事の本質は「日曜日の夕方だから」にあるようです。

サザエさん症候群に連動

楽しかった土日が終わり、明日から始まる仕事のことを思うと憂鬱な気分になる「サザエさん症候群」。
江崎グリコが2018年に発表した20~50代の働く男女と専業主婦400人ずつ(計1200人)を対象にした「憂鬱な曜日調査」では、月曜日が、ほかの曜日を大きく引き離して最も憂鬱な曜日になったという結果が出ています。(引用:GLOBIS CAREER NOTE)


引用:大手小町 読売新聞オンライン

長時間労働や仕事量の増加などで、週末に休んだ後に働くリズムを取り戻すことの負担が大きいのも原因かもしれません。
主婦の方にも、「夫が仕事に行って、また一人で子育てが始まる」という憂鬱が襲ってくるようです。
子どもたちも、思い切り遊んで楽しかった休日が終わり、月曜日から学校が始まることに憂鬱を感じる場合もあるでしょう。
私自身もサザエさんのエンディングテーマで、家族みんながおうちに戻っていくシーンが苦手でした。みんながおうちに入ると、「日曜日が終わった」感で、気持ちがふさいだものです。


引用:Youtube
ついでに言うと、「すばらしい世界旅行」や「投稿!特ホウ王国」などの時間帯で流れていた日立グループのCMソング「日立の樹(この木なんの木)」にも敏感に反応していました。


引用:Youtube

今思うと、日曜の夜に定番で流れるテーマソングには、明日から日常に戻るという特別な思いが刷り込まれていたように思います。

こんな時代だからこそ”ルーティンで変わらないもの”がほしい

日曜日の夜の代名詞

サザエさんの時間帯は、1969年の放送開始時から変わっていないそうです。
半世紀もの歴史があれば、日曜日の夜の代名詞になるのもうなずけます。
ちびまる子ちゃんも、サザエさんも、明日から戻ってくる月曜日に向けて戦闘モードに切り替える儀式のようなものかもしれません。

サザエさん 火曜日にもう一度放送を望む声も

かなり懐かしいですが、火曜日にサザエさんを放送していた時期がありました。

引用:Youtube 

火曜放送のエンディングはとても好評。憂鬱は月曜日を乗り越え、火曜日にもサザエさんが見れるという安堵もあいまって、幸福が感じられていたようです。

サザエさんと聞くと、日曜日のイメージが強いが、火曜日のサザエさんにも違った良さがあったんだよな。引用:Youtube 

火曜日にもサザエさんが見れるなんて、凄くラッキーだった。あの頃に戻りたいと思います。引用:Youtube 

今、一般市民はこんな暮らしできないもんね。
エンディング、ほんと泣ける。時にはしくじる時もあり、ちょっぴり悲しい時もある、だけど、明るい私はサザエさん!
なんて、自己肯定感に溢れた歌詞なんだ!!!! 引用:Youtube 

サザエさんは日曜日版も良いけれどなんと言ってもやっぱり火曜日版も復活放送をして欲しいと願ってます。引用:Youtube 

この曲聴くと、今いる自分に幸せを感じるし、エンディングを聴いても明るい未来しか頭に浮かばない。引用:Youtube 

日曜日と火曜日で、同じ番組でもこんなにふうに印象が違うものなのですね。エンディングテーマがこんなに効果があるなら、「火曜日にもう一度見れる」ことを励みにできるよう、ちびまる子かサザエさんを火曜日にもう一度放送してはどうでしょうか?ただし、忙しい社会人は見ることができないですが・・・。上のコメントも、子どもの頃の幸せな記憶をたどったコメントですね。ひょっとすると、不登校の悩みなどを抱える子どもたちの憂鬱に、サザエさん週2回放送は功を奏すのかもしれませんね。

まとめ

日曜の夕方が苦手な日本国民にとっては、ちびまる子ちゃんは前哨戦。後に続くサザエさんが正念場なのではないでしょうか?
月曜午前中の心理的負担を減らすよう、月曜午前中を休みにする会社や、休みを日月にする会社もあるようです。
私自身、小学生の時からサザエさん症候群に陥り、恥ずかしながら、今も続いています。
日曜日夕方の憂鬱に対応する社会的なケアがもっと充実するといいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

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