女性を敵に回した黒岩知事と森喜朗の共通点は？

引用：Yahoo！ニュース

黒岩知事と森喜朗の共通点は女性蔑視

今回の黒岩知事の不倫騒動は、過去のこととはいえ、不倫相手のAさんに対する上から目線の会話や対応が「女性蔑視」として、女性を敵に回しても仕方がないほどのスキャンダルに発展するでしょうね。
私は、女性蔑視の発言で辞任に追い込まれたこの人の顔が浮かびました。

引用：中日新聞Web

2021年に、森喜朗東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長が、「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」と発言し、「女性蔑視」として辞任に追い込まれたことです。
当時は、ツイッター上では、抗議の意思を示す「#わきまえない女」が一時トレンド１位に。

実は、森喜朗の発言に対して、このとき黒岩知事がコメントしているのです。森氏の発言内容自体は「問題だと思わざるをえない」として、信頼回復を進めるべきだとの認識を示した、とあります。

また、森氏は、3月23日の都内の政治資金パーティーで、女性候補相手の選挙は「嫌だ」「戦法が訳分からない」と発言しています。2009年の衆院選小選挙区で女性候補者と接戦になったことに触れて、「ああいう女性に私の票と変わらない票を出す人がいたのかなと思うと、自分の選挙区が信頼できなくなってしまった」と発言しています。（引用：Yahoo！ニュース）

引用：ムビコレ森氏と選挙区を争った田中美絵子氏（当時33歳）

2009年の選挙戦で、森氏は”辛勝”と評され、あまりのショックのせいかマスコミの取材にもろくに応じず、「森さんのような大物が大人げない」と厳しい声があがっていたといいます。

残念ながら、この森氏の言動は、女性への蔑視は、なかなか直るものではないことを物語っています。
その人の価値観として、すでに身に沁みついているものなのでしょうからね。
黒岩知事のAさんへの謝罪もなんだか「ホンマにそう思ってるの？」とシラケてしまいます。

だれに投票？？神奈川県民に寄せられる同情の声

4月2日の読売新聞オンラインでは、神奈川県知事選挙・情勢分析として、「黒岩氏がリード」と報じています。
今回の黒岩知事のスキャンダルを受けて、こんな声が寄せられています。

あっちゃー！

誰選べばいいのよ……。 pic.twitter.com/af14CLWct8

— スーパーマジオ🇺🇦 (@1868revolution) 2023年4月5日
引用：Twitter

もっと早くこのことが分かってたら、他に対立候補が出たかもしれないのに、遅くて残念だ。誰にも投票したくなくなる。

— フリーデン (@Kraehelein) 2023年4月5日
引用：Twitter

でも当選するんだろうなぁ。

— なんちゃっ亭 ふまじめ (@nanchattei_f) 2023年4月5日
引用：Twitter

スキャンダル発覚の前から“消去法しかない”声

引用：Twitter

ごめんなさい、消去法で黒岩さん

— どんぐり陸士長 (@Dongurihou) 2023年3月23日
引用：Twitter

棄権はダメだと分かっていながら…消去法だと全消去がチラつく。
「カレー味のウ○コ」と「ウン○味のカレー」的な究極の選択が神奈川県民に降りかかってる？

— NeoCalcifer (@NCalcifer) 2023年4月5日
引用：Twitter

誰に投票したらいいのかわからないというのは、よくありますね。
そして、今回のスキャンダルで黒岩知事に投票したくなくなったら、だれに投票したらいいのか分からない⇒棄権という動きになりかねませんね。
やっぱり、有権者との信頼ってとってもとっても大事ですよね。

黒岩知事　神奈川県知事選”辛勝”か

引用：タウンニュース

先に触れた森元首相の2009年の小選挙区選挙のように、今回、2人の女性候補が票を伸ばす可能性はありますが、これまでの知事の実績と知名度から、黒岩知事が再選を果たす可能性がありますね。
今回のスキャンダルを女性がどう評するか、女性を敵に回してしまった黒岩知事の票に注目が集まることは間違いありません。
神奈川県民の皆さま・・・今回のスキャンダルでシラケてしまったかもしれませんが、あきらめずに清き一票を投じる候補者が見つかることを願っています。

最期までお読みいただきありがとうございました。